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クリスマスのデコレーション

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サンタさんもいる賑やかさ

シンプルながら植え込みが一層映えています
 ロンドンの冬は暗くて憂鬱ですが、参考までに冬至の日照時間を調べてみました。7時間49分とありました。正午の南中高度も15度位ですからたとえ晴れても日光に力はなく、日本の太平洋側の晴天がどんなにありがたいことか思い知らされます。
 なにしろ北緯50度の高緯度に位置し、大西洋から水分を含んだ雲が吹き付けてくるのですから暗くなるのも天気が悪いのも無理もありません。とにかく耐えるしかないのです。
 クリスマスの行事の始まりにはヨーロッパのこのつらい時期を楽しいものにする意図もあったと何かで読んだ記憶がありますが、うなずける話です。
 各家庭ではツリーや電飾、リース、その他を家の内外に飾りますが、アメリカの映画「ホームアローン」ほど派手ではありません。この近所の2例を写真でお目にかけます。この写真を撮った道路はプライベートロードといって、住人以外は通ることまかりならずと言う看板がある高級住宅地です。言うまでも無いことですが我が家はこの道路にはありません。
 なおこのような飾りはクリスマス後12日で取り外すそうですが気の早いある別の家では1月3日の今日にはもうなくなっていました。



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