その後栗カボチャを煮るように煮て食べましたが、予想通りホクホク感はありませんでした。しかしほのかな甘みがあり、それなりにおいしかったです。日本で購入できるカボチャのような美味しさを求めると期待外れになるかもしれませんが、やはりスープがぴったりとおもいます。

ロンドンの菜園では巨大なカボチャが
　台所からでる生ごみを腐らせてから畑に加えるものですから、時々蒔いたり植えたりしない野菜がでてくることがありました。メロンが出て来たことは何度もありますが、大きな黄色いカボチャが育ったことがありました。
　私がカボチャを蒔くとしたら日本から買いこんできたクリカボチャでしたから、蒔いてもいない芽が出た時は期待しないながらもそのまま育つにまかせていました。原種に戻ったような元気良く茂る株は、収穫の段階になると大きいものは両手で環をつくったほどで普通のカボチャサイズのものも幾つも実をつけました。
　私の畑を訪ねた友人たちは大喜びでその実を持って帰り、私もせっかくの収穫だからとスープにしてたべてみました。あの時の味とバターナッツがすこし似ている様な気がします。日本風に砂糖と醤油で味付けしたものは、おいしいとはおもいませんでした。