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ドライトマトに挑戦(その2)

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干し始めの様子

干し上がりの様子
今回は冷凍庫で保存
 3日間干したトマトは冷凍庫にいれました。
 他にビンに詰めてオリーブ油で満たす方法もあるのですが、量がそれほど多くなかったのでまもなくスパゲッティ等に入れて消費してしまいました。生とは違う味と食感でおいしかったです。干すことによって栄養価が増しているでしょうし、干したものは嵩が小さくなっているのでおなかに入る量が多くなることでしょう。
 野菜を沢山食べるのは栄養の上からも良いはずです。

干し野菜として2年前に切干をつくったことがあります
 干し野菜がはやっているとききましたが、それを自分で実行したのはもうひとつ、ダイコンがあります。野菜を育てていなければ必要量だけ購入してくるわけで、なかなか干すチャンスはないかもしれませんが、私はダイコンにトウがたちそうになったときに切干を作ったことがありました。
 何と言っても東京育ちですから切干なんて買ってくるものというイメージでしたが、遂に私にも試すチャンスが巡ってきたのでした。それを広げて干すときには、直径65センチもある平らなざるをつかいました。ホームセンターで売っていたのですが、田舎だからそのような品を売っていたのか、都会でも売っているのかはちょっと分かりません。
 切ったダイコンをそこに広げたら、好天と冬の乾燥に助けられて数日で乾いた記憶があります。
 おまけの話ですが、私のつくったダイコンは「ときなしダイコン」という先が細くなる品種でした。おでんなどに向く太いダイコンが作れると到底思えなかったからです。できたダイコンは当然ながら決して昔の健康的な女学生の足のようではなく、ずうっとほっそりしたものしかできませんでした。いつかは先まで太いダイコンが作れるようになるのか、未だに自信がないのですが、その細いダイコンで切干を作った時は、ダイコンの直径が私の指で環を作った程度のものでした。

食品を貯蔵するに当たって気をつけたいこと
 溜めこむのが目的ではないのでどんどん使うことです。干物も冷凍したものも、あるいはビン詰めでも、次のシーズンが来るまでには使いきることです。
 貯蔵食品は万一の災害時には役に立ってくれるはずですし、多すぎて残ってしまったものを無駄にしなくてよいのですが、滞らせたら意味がありません。いつも古いものからぐるぐる使うようにしなければと、気を付けています。
 ロンドンで畑のお仲間がブラックベリーの実を摘みながら
「去年の実もまだ冷凍庫に残っているのよ」
と言っていたのをしばしば思い出します。



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