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野葡萄のほかに園芸品種2種

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 我が家がいつもお世話になる職人さんを世話してくださるのは、“社長”と私が呼んでいる方です。私たちが引きあわされた頃はもう引退なさって会社はないのですが、以前皆さんからそう呼ばれていた呼び方を私はつかっています。

 さて、その“社長”に野葡萄の棚を新しくしてほしいとお願いした時、彼は
「どうせなら食べられる種類にしたら?」
といわれるのです。

「花より団子」で、シャインマスカット
 今までなんの手入れも必要としない野葡萄だから、気やすく枝を伸ばしたり切ったりしていたのに、さて食べられる品種を植えるとなると手入れをしなければない、と考え込んでしまいました。今あるナイアガラは、冬に肥料をあげ、5、6月に摘果と袋かけをする程度ではあるけれど、時々虫はいないかとか元気かななどと気をつかってあげています。そのほんの少しの気使いがもう一つ増えるのはどうしたものかと多少逡巡したのですが、花より団子の私は園芸センターに出向き、なんと野葡萄のそばに『シャインマスカット』と言う品種を植えたのです。別にその品種を狙ったわけでもなくて、それしか出会わなかったからです。でも帰宅して調べてみると美味しそうな楽しそうな品種です。
 というわけで我が家には二つの品種のブドウが、いや正確に言えばいまのところ3つのブドウが育っています。やがてシャインマスカットが伸びだしたら野葡萄の場所はなくなるわけで、『野葡萄を広める会』はどうなるのかと心の隅で心配しているところです。
 この棚は底辺が5.2×4.5米位の大雑把にいえば三角形です。

ナイアガラはカーポートの屋根の下に
 ナイアガラは車2台分のカ―ポートの下に茂っていて、棚部分は約5×6米の広さです。そもそもブドウを植えるアイデアは、日影をつくりたかったのと、ブドウ栽培は雨に当てない方がよいという二つの目的を満足させられると気が付いて始めたのです。今のところ有難いことにそれは大成功です。通りがかりの方に挿し木して欲しいと頼まれましたが、あちこちで緑の棚ができたら、大げさに言えば“緑のカーテン”並みに温暖化に抵抗できるでしょう。さて、私の挿し木の腕前はその方のご期待にそえるでしょうか?!




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