ルリ子さんから頂いたマーガレットを移植した日に、買って間もないヘレニウム：ダコタゴールド（Helenium amarum）を、私も真似して試しに挿してみました。秋に購入したのによくよくラベルを見ると、“非耐寒性１年草”とあってこれは先の短い花を買ってしまったとおもい、ましてや時季外れに挿し木したって先はないと思いつ
つ、彼女をまねてやってみたのです。昨年の冬の事です。
　その後”非耐寒性“とラベルにあったので株の根元にはわらを置くとか冷え込む夜は植木鉢を被せたりして保護してあげました。
　その結果、立派に成功して、味を占めた私は翌春にさらに挿し木して全部で４株になりました。
　ダゴタたちももうこの庭の環境になれたので、今年の冬は寒さへの保護は昨年ほど必要ないかなと思っています。根元のわら位にするつもりです。
　私もりっぱな挿し木病にかかったかと思いきや、ルリ子さんを見ると戦果が違います。実にたくさんやっているのです。私は野菜も果樹も庭中の木も芝生も夫も孫も面倒をみなければなりませんので手が回りかねています。
　ところで、ダコタは１年草っていっていたのはどうなったの？
　そんなのはよくある話です。キンギョソウが宿根草のように翌年も花を咲かせたり、今は畑の隅のパセリがいつもは花が咲くと枯れるのに１株枯れないで残っています。（園芸としての商品と植物学的分類とのズレがあるからです）
　生き残ってくれるのは楽しい話ですが、宿根草を植えた筈なのに失敗して枯れてなくなってしまう事がおおかったりして、悲しいことの方が多いです。
　2021-11-10