オバマ大統領夫人ミッシェルさんがホワイトハウスの中に菜園を作っていると日本経済新聞(国際版7月8日)にでていましたが、世界のあちこちで家庭菜園が見直されているのは事実のようです。タネの売れ行きが拡大しているとか、ここガーデニングの国英国でも報じられています。
ここではそれだけでなく「Grow your own 自分で育てよう」というスローガンで野菜育てが推奨されていますが、他にもヒュー・ファンリー・ウィッティングストールというテレビ番組を持っているシェフが「Land Share 」という行動を起こしています。教会や自治体などの所有で使われていない土地を借りてグリーンにしていこうというものです。今年の“夏”の番組でも荒れた土地に手を入れて野菜や草花を子供たちと一緒に育てて大層な効果を挙げている例が放映されました。
第二次世界大戦時には、庭の芝生をはがして野菜の増産に努めていた古いロンドンの写真を見たことがありますが,その時は野菜の半分量を生産したという事です。今回のこのブームは家計への効果だけでなく、食の安全性やフードマイレージなどを懸念した人々の参加も大きいでしょうから、私は多いに気をよくして見守っているところです。
私の菜園ではこのところレタスがたくさんできて毎日ウサギのようにたくさん食べています。じっくり育った取り立ての野菜たちはどれもしっかりと育っており、夫が久しぶりにお目にかかった方から「奥さんの栄養たっぷりの野菜とゴルフ三昧の生活でお元気そうですね」と言われたとか。そう、矢張りとりたての野菜は栄養たっぷりなんです。そしておいしい。たくさんの人がそんな野菜の味を知ってくれたら世の中変わるのではないかと夢見たりしています。

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