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デボン州のエコタウントットネス![]() |
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![]() 宿泊したBerry Pomeroyにある古城 ![]() ![]() ![]() 宿の玄関先にあった子豚の植木鉢 子豚のお腹の下にあるのはブーツの泥落し
トットネスはイギリス最大の海岸リゾート地トーキーとプリマスの間にある小さな町です。 庭ではなく町のご紹介になりますが、楽しい体験でした。直ぐ近くにはシャーロック・ホームズの長編『バスカビル家の犬』やアガサ・クリスティーの小説の舞台になったダートムア国立公園もあって、1泊ではなくもっとゆっくりして、ダートムアの一部だけでなく底なし沼まで見物して来ればよかったと思っています。 そこは「Transition Town Totnes」と称して活動していますが、それはR・Hopkins氏が提唱して2006年にトットネスに事務所をかまえたことから始まりました。化石燃料から脱却した持続可能な社会を作ろうと、食料、建築、交通、エネルギー 教育などなど10の分野に分かれてグループ活動をし、世界に発信しています。今は1500の内外の町に広がっています。 町は11世紀に建てられた城の跡やなだらかな丘に立ち並んだかわいらしいお店があり、17世紀に建てられたホテルなど、ダート川に沿って広がった散策に格好の楽しい町でした。そのホテルでは以前の馬車の進入口に高い透明の屋根がつけられていて、すてきなコンサーバトリーになっていました。レストランの予約をそこでしたのですが、応対してくれた女性がたいへん暖かい方でしたのもこの小旅行を余計にいい思い出にしてくれたのかもしれません。 その夜の宿はそこから1.5マイル離れたファームステイでしたが、19世紀終わりに建てられた館は4,5世代にわたって住みつがれているそうです。ゆったりとした大きな部屋の窓からは、緑におおわれたなだらかな丘や教会の塔が望まれ、室内にはダブルベッドとシングルベッド、古くて美しい家具類が設えられていて心休まる滞在となりました。 その農場は750エーカーの土地に760頭の羊、450頭の牛を飼っていると言われてもはるか見えないところで放し飼いになっているらしく、農家と言われても一向にそれらしくありません。仕事は御主人と2人と手伝いでやっているとか。我々の相手をしてくださった夫人は、街の有閑マダムのようにゆったりとした佇まいで、ファームと言う名とは相容れないゆっくりしたイメージでした。イギリスは大都会より地方がいいとつねずね思っていますが、改めてその思いを確認した気がします。 ![]() |
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